こんにちは。塾長の山本です。
今日はタイトルについて私の思うところを述べていきたいと思います。
必ずしも全ての私立大学に当てはまるわけではありませんが、特に関東圏の私立は英語を英語のまま理解できる能力を求めているように感じられます。早稲田・慶應となれば尚のことです。国公立に関しても東工大、東京医科歯科大学(これらの大学は統合されるようですが)同様です。
早稲田の法学部の問題を見てみると訳しながら解くには圧倒的に時間が足りません。英文を読んだ瞬間に意味が読み取れないとOUTです。
ではどの様に訓練するか。簡単に言うと語彙力と文法運用能力の増強です。
具体的には以下のとおりです。
①高2の夏までに英検2級〜準1級レベルの単語をほとんど完璧に覚える。文法項目も完璧にする。
②分からない単語は英英辞典で調べる癖をつける。これ凄く大事!
③意味の通る自然な日本語訳を心がける。
④日本語を出来るだけキレイな英語に訳す練習をする。
⑤前から訳す癖をつける。
「ん?」とお思いかもしれません。「英語を英語のままでって言ったよね?」と。ええ、確かに言いました。でもその前に英語⇄日本語が出来ないと、英語を日本語を介さずに理解するなどということはできません。
我々は日本語を母語として生活しています。あらゆる事象を日本語を使って説明、表現しています。生まれた瞬間から浴びる程聞いているので、文法も自然に身に付いています。
しかし英語はそうは行きません。言語的構造が全く異なる以上、英語のものの言い方を身体に染み込ませる必要があります。
構造的な違いを認識し、膨大な量をインプット・アウトプットすることで訳さずにスラスラ読めるようになります。根気強さは必要ですが、コツコツ頑張っていきましょう。
これから目指す方の一助となれば幸いです。
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